今回もヘルムートラングです!!
三度のメシよりミニマリズム!!こんばんは!修行僧9です!
もっちろん今流行りの僧職系男子!!解脱しったーい☆
そんな失態はさておき。
今回は一番最近のラングを紹介します。
そう、リンクセオリージャパンにより買収された後のラングです。

服好きな方はご存知でしょうが、ラングのメンズは既に終わっています。
プラダの買収劇により本人不在となったシグネイチャーブランドは、
デザインチームに引き継がれたものの、一部の熱狂的なファンを失い、失墜。
たぶんそこに魅力を感じなくなったのでしょう、日本のリンクセオリーグループによって、
プラダグループから買収されてしまいます。
その直後、アメリカで人気だったHABITUALのデザイナーの夫妻を迎えたり、
青山に店を開いたりしたものの、
イッセイミヤケで活躍していた滝沢直己氏が担当した11-12AWを最後にメンズは終了。
今後はウィメンズのみ。
一時期は色んなラインがあり紛らわしかったのですが、
今後はHELMUTとHELMUT LANGで行くってリンクセオリーは言っています。
HELMUT LANG CASHMERE とかHELMUT LANG NEW YORKとかまではわかりますが、
HELMUT LANG JEANSがあってHELMUT LANG DENIMがあって・・・って
同じだろそれ。
ラングのジーンズは確かにシルエットがいいと思いますが。
(とかいってクラシックブーツカット売った)
新ライン作れば売れるとでも言うのか、もみくちゃにされてるラングはかわいそうです。
さてこのシャツ。

正直言って、ミニマルとか何?って感じです。

スミ切とか要所要所のAMFステッチ、あざといなー。
このガゼットもかちかちしてて好きになれません。

野暮というかなんというか。
生地は綿キュプラで、しなっとした光沢があります。
でも色味がよくないので、なんだか上品というより重たいイメージ。
良く言えば無機質なんですが、自分には機械的な感じがしました。
何かハイセンスな感じが無くなってしまって、残念でした。
マルジェラもいつかは、こうやって失墜していくんでしょうか。
私は、株式会社という制度は行き過ぎると人の意志をスポイルすると思っているので、
ファッション業界・・・まあ商業的に厳しいでしょうが、
デザイナーさんには新しい方法をどんどん模索していって欲しいです。