守る服

あけましておめでとうございます。
年度の目標をなぜ元旦に決めるのか私にはさっぱりわかりませんし、
そもそも年越しをなぜ祝うのかも私にはわかりません。
というスタンスで語り始めるとまた通夜みたいな文章になるので、
その辺のことは置いておいて、
どうもシャツオタです。
9です。（自称がもはや廃れている）

今年は、この国のオーダーシャツを作ります。
それから前々から言っていますが既成シャツの節目をいい加減に買おうと思います。
その２着以外はどうなるのかわかりませんが、今年またシャツリバウンドが発生しないことを祈ります。
なぜなら、洋服人生で決めていたリミットの年齢になるからです。
それまでに入手しなければいけないと決めていたものがたくさんあります。
特にコートです。
最高だと思えるコート。
ある小説で、主人公が大災害に巻き込まれて仕方なく家を出ていく時、
主人公はクローゼットから一番上等なコートを取り出し、
それだけを着て出ていく、という描写がありました。
いやいや水とか懐中電灯とか持てよ、とかそういうツッコミはいいんです。
自分の命を預けられるような服、そういうものに世の男子は憧れるはずです。
それがカットソーやらシャツやらでもいいのですが、イマイチ違う気がしません？
それは靴や、時計や、アウターだとしっくりくる気がします。
私はコート好きなのですが、この考えから7年越しで探しており、
生半可なセレクトのステンカラーやらを買うものの、まだまだ満足できません。
プローサムのトレンチとかに惚れ込んでいた時期もありましたが、
何かが違うと感じてまだまだ迷いの森は続きそうです。
今年の冬は記録的なものですね。
吹雪、吹雪、氷の世界。