みなさんは何を着て寝るのでしょう。
96年のBBCの調査では、シャツの本場英国において、
男性は47%、女性は17%が裸で寝ていたそう。
アメリカの04年の調査では男女の2割が裸。
逆に、それ以外の人々は何かを着ているということ。
「夜は何を着て寝るのか?」という記者の質問に
「シャネルの5番よ」と答えた(と言われている)のはかのアメリカの女優、マリリンモンローである。
(wearには香水を纏うという意味もある為)
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これは無印良品の製品染めシャツ。
ここ最近の自分のナイトウェアである。
YAECAっぽい眠たい目をしたボタンが気に入っている。
ちなみにこれより前のパジャマはmaillotのリネンのシャツだった。
シャツは欧米ではアンダーウェアよりの為か、
ターンブルアッサーなどクラシックなブランドはパジャマを作っている。
鎌倉シャツもパジャマを作っており、
ローカライズされている仕様だが、この辺りはやっぱり本場を意識しているな、と思わせる。
織生地のシャツで寝るのは劣化や汚れが気になるのだが、
甘い織りのシャツや、製品洗い等でやわやわになったシャツで寝ると非常に気持ちいい。
朝のヨレ具合とかが、寝癖と相まって、夜を共にした感じが好きだ。
これがふつうのパジャマだとそうはいかない。
あいつらときたら「昨晩はお楽しみでしたね。」
みたいにすまし顔で平然と言ってのけるような「寝るための服」的な顔をしている。
そうではないのだ。
ちょっとした緊張感を保っているシャツが、自分と共にちょっとリラックスしていく感じがいいのだ。
立てば芍薬、座れば牡丹、布団の上では勿忘草。