ドメブラが続くが、そうしたらこれを出すしかない。
最近は日本製にこだわるブランドも出てきている。
markaなんかはその最たるもの。
このブランドANSNAMは別ラインのLYTHAでそれをやっている。
もちろんANSNAMもできる限り日本製でやっているんだろう。
バーニーズなんかで昔は見たのだが最近はあまり見ない。
とにかく異端のデザイナーで、キャロルクリスチャンポエルを彷彿とさせる変態さ。
毎度毎度、びっくりする生地だったりパターンだったりと、
かなり奇抜でぶっとんだことをやっていて飽きない。(着るか着ないかは別だったりする)
ちなみに値段もぶっ飛んでいる。

シーアイランドコットンのオーガニック種を使ったシャツ。
手縫いで仕上げられた箇所が至る所にある。
まさか全部・・・?かはわからないが。

シルクを使って脇や袖の一部を切替ているし、ガゼットも大きめにとっている。

そしてボタン。
独特の肌触りで、なんだろう、何かはわからないがすべっとした肌触りで只者ではない。
これで安いボタンだったら俺はもう降りる。何も語らない。人生を降りる。
ていうか語るべきことが多すぎるのでここらでやめよう。
ただ、残念ながらパターンが自分の体に合わず、だいたい買うのはLYTHAだったりする。
でも、もはや合ってないのもわざとなんじゃないかと思ったりしてきてしまう。
ポエルだって哲学の結果、あんなに着にくい服を作るのだから、
デザイナーの中野さんがそこまで考えていても不思議ではない。
一筋縄ではいかないブランドであり、それがまた面白い。