財布探しの旅である前回の続き。
長年連れ添った二つ折りの土屋鞄をかなぐり捨てて、
有象無象や魑魅魍魎が跳梁跋扈する革小物業界をdigる日々を経た結果、
掃き溜めに輝く鶴のごとく出会ったのは、結局は土屋鞄。
そういうわけで土屋鞄の提灯記事みたいなのを書くよ。
と、見せかけてすっげーdisってやる。
足立区から愛をこめて。
これがとりあえず辿り着いた財布。
ナチューラヌメ革 Lファスナー。
\5,500。
セカンド財布ではなく、ビジネスでも使うレギュラーメンツのつもりでいるので、
一番濃いチョコカラーにした。
顔料塗りすぎ、という悪評が多数あったが、最近は幾分か改善されているのかもしれない。
そもそも顔料塗りすぎてるからって、個人的に困ることは無い。
むしろ傷が付きにくくていいんじゃないかな。
くそう、disれない。
地味に大きい。
隣にあるのはiPhone5S。
ちなみに前回紹介しているポーターやHerzなどは、これより小さい。
アイテム | 縦(cm) | 横(cm) |
Beams×Magnet スキモレザー財布 | 12 |
10.5 |
ポーター WALL | 11 | 9 |
Herz kk-38 | 12 | 9.5 |
土屋鞄 Lファスナー | 13 | 10.5 |
「ファスナーが札を噛む」というレビューがあったこと、またロゴが入っていることからHerzはスルー。
実際はHerzと土屋鞄の間位のサイズが丁度いいのかもしれない。
しかし、札がボロボロになるリスクは負いたくないし、必然の大きさ。
くそう、disれない。
真ん中にポケット。
ここを小銭入れにしてもいいし、そうしなくてもいい。
上に挙げたBeamsの財布や他候補の中には、
両脇にカードのスリットがあるものも。
厚みを増す要素、要らないと思うんだけど。
小銭をじゃらっと入れるとやはり張る。
厚みが増す。
減らしたいなと思い、振る。
振れば小銭がバラついて何とかなるだろうと思った。
ただ、そうするとポケットから両脇へ漏れるのかなあと思ってたら、
そこは長年の定番。
漏れないように出来ている。
くそう、disれない。
なんてこった、これじゃまわし者じゃないか。
土屋鞄のトートにペンケース、名刺入れ、果てはヌメ革マウスパッドまで愛用している上に、
また加担するというのか。
はいそうです。
いいですよこれ。
安いし。
あれ、そろそろ父の日じゃない?
財布探しはこれで一旦決着。
途中、何を血迷ったかアンリークイールの長財布とか
カミーユフォルネのコインパース(札が入らない)などに誘惑されたものの、
ひとまずは当初計画通り、スリム化に成功した。
使い込んでいくうちに使用感を確かめていこうと思う。
コメントを残す