身体はシャビー！頭脳は錦！迷探偵シャッツ！

何言ってんだろう。
アラスカに行ったことがあった。
当然だがシャツを着て行った。
しかしシャツが人目に触れることは無く、ずっとニットのレイヤードの上に
02derivのダウンジャケットを着ていた。
（今にして思えばなんで02derivなんて着ていたのだろう）
当たり前だが、シャツはニットでは無いものがほとんどであり、
前立てはボタンの為、風が入り込む。
寒い。
ひたすら寒い。
ペンドルトンが如何に寒風に強かろうと、関係ない。
風が入ってくる。
寒い。

調子に乗って犬ぞりに乗った。
（一人で乗ったので現地の人にOh, lonely boy！とかハグされた）
寒い。
剣ボロの存在とかを恨むほど手首が冷える。
つまり動脈が冷える。
途中手綱を結構な力で操作したので、暑くなって第一ボタンを外した。
首元にアイスビーム。
つまり動脈が冷える。
慌ててボタンを占める。
襟を正す。
正す隙間から入り込む1秒クールビズ。
つまり動脈が冷える。
座って犬ぞりを操作する為、シャツが裾から出る。
タックインしようともがく。
裾から登ってくる凍てつくはどう。
脇の下の汗も冷える。
つまり動脈が冷える。
こんなに寒さに弱い人間がなんでシャツなんか好きになったんだろう。
ああ、そうだな、ガリガリ君一日に3本食べてたしな。
ああ、そういや、ガツンとみかんが夏の常食だ。
ああ、そうだ、身体冷やすのが好きだったんだ。
ああ、そうか、バカなんだ。
今朝の外気温は9℃。
もちろんシャツイチです。