ターンブル&アッサーと言えば、泣く子も黙る英国シャツの最高峰。
ナポリの職人カミチェリアやらフランスの最古シャツ屋シャルベやらあるが、
私は「紳士のシャツ」の頂点はターンブル&アッサーだと思っている。
そんなターンブル&アッサーが作っているということを価値に取り込んでいるブランド。
それが、昨年GQでもアメリカの新人デザイナー特集で取り上げられた新進気鋭のbespokenである。
作りはかなりモダンで、カジュアル。
ジャケットが有名なブランド「1205」と同じく、イギリスのものづくりを盛り上げたい、
という若手の意思が感じ取れる。
なんだかモッズを感じる。
襟はかなりコンパクト。
見て分かるように襟も袖も芯はかなりソフトで入っていないに等しい。
そして右袖のみボタンホールの色が違ったり、
ガゼットの内側のみ色が違ったりと、遊んでいるデザイン。
特に目を見張るようなディティールも無い。
ターンブル&アッサーは縫製やらにこだわりはない、と聞くがどうなのだろう。
「たかがシャツでしょう?そんなに細かいところ気にするのは変ですよ」
みたいなことをターンブル&アッサーの社長が言ったそうだが、
言ったからといってこだわっていないとは限らない。
だが、私はターンブル&アッサーは持っていない(2018年買いました)。
その為、比較検証はできない。
あの優美な襟のシャツは満を持して買いたいのだ。
既製品を、ではなく、オーダー品を。
が、本国にオーダーすると最低6枚からということで尻込みしている。
さて一体いつになるのか・・・。
次回は久しぶりにsmoothdaysについてでも書こうかなと。
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