ラルフローレンで修行していたデザイナー、マイケル・タピア。
2000年にブランドを立ち上げ。
知名度は低いのだが、パンツを中心に、
仕立てや質がすこぶるいいことで日本ではファッションマニアの間で話題になった。
ただ、05年に生産がイタリアからフランスに移ってからは・・・

これは、フランス産のもの。
ワイドカラーで大きめのギンガムチェック。
ややユーロを感じる細めのシルエット。

以前は職人気質な縫製の細かさだったのだが。
いや、ひょっとするとこれはカジュアルシャツだから甘さをもたせているのかもしれない。
手縫いをやめてミシンになってから、失われてしまった何かも影響しているのかな。
スーツも試着してみたが、パンツのラインには特に感動せず。
全盛期のスーツは着たことがないので、どれだけだったのかはわからない。
ただ、タピアのもので今でもマスターピースだと思っているものがある。

カットソー。
腕まわりのフィット感がすばらしい上に、生地が「とろふわ」といった感じでやさしい。
Schiesserのヘンリーネック並の感じ。
定価は7000円位するのだが、バーニーズのファミリーセールなどでたまに2~3000円で投売りされているので、即確保である。
Schiesserは10000円を超える上にあまりセールにかからないので、タピアをおすすめする。