ディストリクトとの二台巨頭と勝手に思っているセレクトショップのオリジナル。
それがインターナショナルギャラリービームス。以下IGビームス。
長い名前である。
主観だが、ディストリクトはパターン、IGビームスは素材、といった印象を当時は持っていた。今はどちらもそんなに購入していないのでわからない。
IGビームスのカットソーなんて、コットン100で素晴らしい艶をもっている。
縫製も細かく頑丈だし、長い間くたらなかった。
昔、セレクトのオリジナルの品質が酷かった時代でも、
IGビームスは比較的良品が多かったように思える。
(たまにセール商材でペラッペラなカットソーとか出してたが)
大学の入学式にIGビームスでデイヴィッドに接客してもらって、ロロピアーナ生地のオリジナルスーツを買ったが、
立ち上がった後にジャケットのベントのあたりに入るシワ(座り皺)がすぐになくなったのを覚えている。
周りの人の皺は妙に目立っていて、「ああこれが品質の良いものなんだな」と漠然と思った。

縫製が細かく、ボタンホールやガゼットもよく出来ている。
また、裏地が鮮やかなブルーになっている。
IGビームスは何かしらこういうデザイナーっぽいアレンジを加えてくるから好きだ。

トレンドのカッタウェイカラー。
負荷がかかる部分の丁寧な縫製も忘れない。

つい5年ほど前だったか、エキストラタイトというラインができたのは。
カスタムタイトよりタイトで、運動量はそのまま確保という出来。
定価は13000円だが、ファミリーセールとかにも出てくるのでしめたもの。
ビームスのファミリーとかアウトレットとかで最初に狙われるシャツはちょっと前ならピエトロプロベンザーレだったのだが、
価格で更に攻めるならこっちから狙ってもいいと思う。