ホワマウ界隈はnonnativeとかvisvimとかのハイストリートカジュアル系がたむろしている。
ということでvisvim。
昔は確か靴が有名だった気がするのだが、今やアパレルも一定の評価を得ている。
靴は何足か持っていたのだが、高いスニーカーだけあって履き心地はまあまあ良い。
オールソールが可能なスニーカーという売り出し方を以前はしていたと思うのだが、
加水分解するニューバランスだって(品番が限定されてはいるが)オフィシャルでソールを交換できるし、
今や別に珍しくないのでは。
スケシューっぽいのに上品なフォルムが好きでした。
visvimのアパレルライン、実感として感じる印象は「スペック厨」。
すました顔してシーアイランドコットンとかをシャツやパーカに100%使用してきたり、
やたら凝ったパターンを入れてきたりする。
機能性に特化しているブランドだとSOPHとかを思い出すけど、
デザインがちょっと独特なのでスポーティーってよりマニアックな印象。

このシャツはパターンが凝っているシャツ。

たぶんボタンやら生地やら、素材もいいものを使っているんだろう。
猫目ボタンだけどきらりと鈍く光る。

ちなみに襟裏のこのレザーのストラップはvisvimのシャツのアイコン的なもの。
マルジェラの四つ糸みたいなね。
この肩を見るとわかるのだが、肩線が後ろに曲がっている。
ジャケットでよく取り入れられる手法。

手前の白いステッチが腕に平行なライン。
後ろに落ちているのがわかると思う。

さらにこの脇下の切り替え。
これはラグランの動きやすさを取り入れたものだと思う。
自分はそんなにマッチョでは無いので関係ないのだが。

顔はいたって普通。
このカジュアル感ある顔で凝ったディティールっていうのが粋なんだろう。
秘めた富って教養と似てる部分があるよね。