ひたすらオン・オフ問わず激忙だった為にブログの更新もクソもなかった。ようやくひと段落。

イタリアはパドヴァのシャツ工場発の、デニムシャツからブレイクしたブランド。

BEAMSの某ディレクターが長らくイチオシしていた。パドヴァと言えばベルベストを思い浮かべるのだが、シャツ屋ははじめて聞いた。

 

このシャツは、マイサイズの4サイズ上。

大ぶりなデニムシャツが欲しくて当時購入したのだが、やっぱり気分的に着こなせず、今年に入ってちょっと太めのパンツを引っ張り出してみたら落ち着いたため、合わせて着ている。

洗いがかかった適度に丈夫なデニムシャツで、こなれた柔らかな生地感。

これくらいの洗いがかかったデニムは、ジーンズにしろトップスの何かにしろ、大きめのものをガバッと着るのが好きだ。白もそうだが、スキニーフィットのアイスカラーのジーンズは私には無理だ。

 

ふだんはフレンチプラケットなのだが、完全にカジュアルに振っているので前立てありも良いかなぁと思った。

釦はまだらのホーンのようなもので、またこれも洗いのランダムな要素とマッチしている。

カフのプリーツがやたらと多いのは何に由来しているのだろう。

 

ガゼットなど、イタリアのブランドなので少々手が込んではいる。

特に前振りではないが、サイズ的に全く問題ない。

 

 

唯一着にくわないのはこれである。

以前書いたポジャンティもそうだが、こういうディティールは本当にやめていただくか取り外し可能にしてほしい。せめてカフ裏とか、ジャンネットみたいに見えない所にしてくれ。

北イタリアは南に比べてこういうものが少なくない。都会だしちょっとイキったヤンエグがこういうのを着てしまうから需要が出てしまうのだろうか。

なおボルゾネッラは普通にタイトに着るのにもいいシャツなので、ドレス寄りのスタイルでデニムシャツを探している人にもおすすめ。