シャツNo.163 KK Shirtのリネンシャツではなくどうでもいいこと


KK Shirt。

ミラノのタイトなシャツブランド。オンラインのセレクトショップでしか売られているのを見たことがないので、零細メーカーなのだろう。

 

マイクロのギンガムチェックでリネン。

ボディが自分にフィットする。本当にそれだけ。

縫製はこれといって特徴的な事をしておらず、セレクトショップのオリジナルと大差がない。

立体的で美しいとか、襟型が綺麗ということもない。

だから、ボディがあう、それだけ。

 

何一つ思い入れが無いからこそ何も考えないで着られる。即座に捨てられるしあげられる(欲しい人いたらあげるんで言ってください)。何も考えないで着られるという快楽。それは重要な事だと思っている。

どうやって何も考えずに事を行うか。その時は多少の緊張やリラックスは構わない。とにかく「何も考えない状態」であることが大前提である。よく「ゾーンに入る」とか「フローに入る」とか聞くけれども、作業をしているかどうかは別として似たようなものである。リラックスした状態で何も考えていない状態、というのが目指す所。今年目指すところのレイドバックである。

朝、服を選ぶ時に「適当に服を選んできたようなコーディネート」を「本気で選ぶ」のが今の都市の人々である。ヌケ、とかコナレ、とかエフォートレスとか、表現は色々あるが要はそういうことだ。

表現はどうでもいいんだけど、とにかく秒で「すっきり・快適・動きやすい」を手に入れる作法の習得が求められる。家を出てしばらくして窓に移った自分の服装にモヤモヤして戻って着替えるようなヨウジヤマモト的根性は要らない。

「気づいたら着てた」とか言ってる奴を今まで疑ってきたが、「気づいたらスマホ触ってる」事態があり得るのだから服にもその素養はある。気付けばいつもそれを選んでいた、という結果を得るために無心にならなければならない。

ブランドがよくわからないからこそ、このシャツはそういう素養がある。FRAY着てる時とか「この腕上げの快適さ・・・脇線の幅を上下変えた事由来か?手縫いミシン混合縫い由来か?」とかいちいち考えてるとかもう嫌だ。無門関を読め。

 

ブランドタグを全部剥ぎ取って一切のディティール差異無しで販売するセレクトショップとかあったらいいのにとかたまに思ったりする。


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6 Comments

  1. ケネディ

    ご返信ありがとうございます。
    SHINYA もマルジェラ感が少しありますよね。
    これからもbengal様のブログ楽しみに拝見させて頂きます!

  2. ケネディ様
    ありがとうございます。
    結構デザインは今っぽいですね。
    tomoumi onoを思い出しました。

  3. ケネディ

    ここのブランド、
    ブランドタグなど付いてなくて品質表示のみですよ、、、

    shinya-official.com

  4. ローソン制服のシャツ、なかなか可愛いですよ………

  5. >クリス様
    37サイズですが良いのでしょうか?メールで住所をお送りいただければ適当に郵送いたします。

  6. クリス

    欲しいです!(笑)

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