最近では、シャツの上に来ていたニットや、インナーだったカットソーが表舞台に立つこともある。
カットソーとなると、春夏はやっぱりsmoothdayである。
では秋冬は?となると、smoothdayだけを着ているわけではない。
(秋冬用としてカシミヤのワッフルヘンリーネックが良かったんだけど、ボタンのアレさと5万という値段で買えなかった)
smoothday云々については、リアムの詩になぞらえカットソーの終着点としている語り部、tkjさんが事細かに書いているのでそちらで存分に知ってほしい。
そういうわけで私はヘビーなカットソー、もっちりとした厚めの生地のカットソーについて語る。
セールで4000円で買えるMichael Tapiaの傑作カットソーは最近見かけないので割愛しよう。
ここではSchiesserというブランドについて紹介する。
100年以上の歴史あるドイツのアンダーウェアメーカー。
チェコ産。
古い機械でゆっくりと編んだカットソーは、いくらか高いが気持ちよい。
ソニアパークのショッピングマニュアルにも出ている。
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定番、カールハインツ。
ウエストと肩周りのフィット感、絶妙な長さの袖丈と背中のデザインがとても気に入っている一枚。
とにかくやや厚めでモフっとしたマココットンが最高に気持ちいい。
繊細な生地というわけではないので、smoothdayのような配慮は要らない。
プロパーはすごく高いけど。
身体に喧嘩をガンガン売ってくるフィットなので、鍛えなきゃという気がしてくる。
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こっちはやや硬めのリブカットソーで、エリックとかいう名前だった気がする。
大阪で買ったので、当初は「あー、トリップハイで買っちゃったかな」とか思ってたけど、
馴染みの良さと丈夫さに結構驚いた。
ボタンがメタルなのだけは正直どうかと思ったけど、クラシックでいいかなとすら思うようになってきた。
どっちもフィットが細身だけどいやらしくない。
自然な雰囲気で、ドイツだからかオーガニックナ雰囲気すら感じることもある。
フランクリーダーと合わせてコーディネートしてたりするが、
軍モノのアンダーウェアの荒々しさと、高級なコットンの柔らかさ・包まれる感じが同居しているようで、
これは100年以上続くモノといわれるだけあるなぁと思う。

あれ、これバレンタイン向きの投稿だったんじゃない?
遅かったか。