暑くて服の事を考えられない。ブログも書けない。ここまで暑いと服屋はTシャツやタンクトップに数万の値札を付けて売るしかないのでは、と思うる。最近シルクやらでそういうの増えてるけど。
長袖シャツとセットアップの短パン。これをやりたかったので、シャツ生地で作って試した。続いてはソルビアッティの生地が余っていたのでシャツ屋とテーラーに投げる。
リネンシャツはやはりノーカラーを選んでしまう。レギュラーカラーをいくつか作ったけど、襟を工夫して作らないと日本の湿度にそぐわない気がして、そのうち手が伸びなくなる。どうやったら日本の外気と水蒸気量に耐えうる襟が作れるのか、まだ答えが出ていない。
これはサイジングとしては普通。オーバーサイズの方が短パンと合わせる時に面白いかなと思ったのだが、色がインパクトあるので下手な事はせず通常の大きさにした。
で、短パンはaldex。結構寸法を大き目に振ったので、「こんなに…?」なリアクションだった。が、理解はしてくれた。出来上がるまでは不安だったが、そこはやはりaldex、普通にカジュアルにちゃんとそれっぽく上がってきたので、やっぱデキる工場は強いな~と思った。
可動域、動きやすさ、履きやすさとかを考えると、やっぱりフルにゴムが入ってたりクロッチがあるパンツの方が遥かに良い。ただ、これはこれで良いバランスだった。端正なのでこの煉瓦色が活きたと思う。
全身赤い服の芸人のように揶揄されがち。赤くボソッとした表情の煉瓦のような生地が好きなのはtilakの記事で書いたとおり。生地屋が作る赤は柔らかい光を孕んで品がある。
さて、長袖に短パンやってると髭を生やしたくなるんだよな。なんでだろう。映画か何かのキャラが無意識下に住んでるのか。La favolaの時もそうだったんだけど、Tシャツに綺麗目のセットアップって髭が必要な気がしてくる。何かのバランスを取ろうとしているのだろうか。Jill platnerを巻いたりoliver peoplesをかけたりしているのだが、なんだか物足りない。カジュアルでのセットアップでの言語化できない難しさに直面している。楽しい。
bengal
hatoさま
おっしゃる通り、襟を抜くのが最も首回りから遠ざけるのに有効とは思います。スタイルとしてだいぶ制約が生まれますが。そのほか低い襟にして襟周りを極端に大きくする、などもありますが、台襟の排除と共に使われる手法と思います。
hato
襟の工夫に興味あり、物理的には台襟をつけない、パターンだと襟を抜くとかのアプローチでしょうか?