紐T。
紐デニ。
Vネックカットソーとか、デニム(だいたい黒ブーツカット)で、
襟元や裾のサイドに紐がバーッと走ってるヤツ。
ほんのりボンテージ、縄ばしごのほのかな香り。
紐デニまたは紐T。
私はそう呼びます。
友人は邪気眼の戦闘服と呼んでいました。
たまに見かけませんか。
ジーンズメイト系?
とすぐさまカテゴライズできる位の奴。
それと同じように、シャツの一部のものも、
あざとさが前に出すぎると私はそういう判定をしてしまいます。
マイターカラーとか、ね。
あとググリエルミーナとかの北イタリア系のものの、小賢しいことをしてくる一部。
今回紹介するポジャンティは、北寄りトスカーナ州のフォルコリに端を発するブランド。
歴史は50年ちょっと。
製品の中にはそういうあざとさを持つものもある、個人的には際どい所にいるブランド。
フロントは7釦。
やや小さ目の襟でワイドカラー。
襟裏や袖裏、前立ての下がストライプの切替になっている。
こういうのは行き過ぎると苦手。
襟裏と袖裏は汚れのゴマカシ効果もあるので認めるが、
前立ての切替は個人的には邪魔に思う。
特にタイトだとボタンを閉めても見えるという。
このあたり。
ボタン糸が赤なのも、許容範囲ギリギリ。
ロゴは個人的に気に入っているんだが。
ちなみに綿100なんだが、リネンが入っているようなハリと光沢があり、
パリッとしている。
この生地、他でも見たことがあるんだけれども・・・思い出せない。
この生地にのった銅のような鈍い色が気に入って買ったのだが、
ディティールがうるさく感じて、結局着ていない。
今のシャツのラインナップが全力なので、
中途半端な所で妥協したシャツは同情でしか着られない、
若しくは味見で終わる、という非常に嫌なワードローブになってきた。
そんな気持ちで着られたくないでしょう、シャツも。
というわけでシャツの断捨離はまだ続きます。
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