シャツNo.131 MINAMI SHIRTS 南シャツ 後篇


前回の注文編の続き。
1月後半にMinami Shirtsから贈り物がとどいた。
まさか1か月かからないとは、あの家で生産しているのに中々なスピードだな・・・と感心した。
重厚な箱に入って届いたシャツだったが、その肌触りはなんというかヌルリとして且つサラリとした快楽的なもの。
最低でも7回は着て洗ってから記事を書こうと思っていた。
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アルモーの200番手。
生地の滑らかさは衰えを見せない。
とても端正なシャツだ。
ターンナップカフは冠婚葬祭を思わせる。
襟のキワのステッチも内側1mmを8ステッチ以上で丁寧に仕上げられている。
襟型はタイドアップ前提の形で、台襟は4cm弱の高さ。
オーダーのためシルエット云々には触れない。
採寸後、最後に南さんが「すこしゆとりを作っておきますね」と言っていたとおり、
程よいゆとりがあった。
山神シャツのグイグイ攻めたフィットと比べると、正直山神シャツの方が今は好きだ。
タイト厨とかモードをある程度着てたからなのかもしれない。
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実は特注でフロント部分を二重にしている。
たまにサルバトーレピッコロとかマッシモアルバで、みぞおちあたりまで二重生地で仕上げているものがある。
乳首の透け防止というやつだ。
今回は前部分をまるごと二重にした。
そのため、前立ての端部分にステッチが走っている。
生地が多く必要になるため有料のオプションとなったものの、
AWの寒さも軽減できて、満足のいく仕上がりとなった。
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実は未だに慣れていないのがターンナップカフ。
手を伸ばすと、ジャケットの袖が少しでも足りないと容赦なく外にせり出てくる。
面倒なのでアイロンで強めにプレスしてしまおうかという思いを踏みとどめている。
時計をする場合は一つ目を外す形で運用しており、
それが粋だと勝手に思い込むことにしている。
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ボタンは白蝶貝で根巻きはしっかりとされている。
程よい足長。
ボタンホールは機械縫いだろうか。
最近、手縫いなのに機械みたいに精緻に縫う職人さんがいるので計り知れない。
これ以上デイティールをいちいち撮影していたら飽きるだろうしキリがないのでザーッと。
袖の前振りは注文したのでもちろん実装。
身頃の縫い幅は山神と同じ約3mm幅で、
ガゼットは山神のように内側に縫い込むのではなく、ホームベース型で外にでているタイプだった。
他の特筆すべきディティールとしては、袖のギャザーとバックヨークのギャザーだろう。
サイトでは、マニカカミーチャ+バックヨークギャザーという形のデニムシャツが例としてあったが、
このバックヨークギャザーは結構大胆なのでminami shirtの象徴的なものになりうるのではないだろうか。
(とかなんとか言っておきながら写真を撮り忘れた)
総じて、オーダーの底値もたいへん安く、南さん自身人当たりが良い人なので、とても良い買い物だったといえる。
4月には三宿の「H TOKYO」でオーダー会をやるらしいので、気になった方は予約して行ってみるといいのではないか。
スーパーリーバがあの値段でこのクオリティで作れるのは素晴らしいと思う。


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2 コメント

  1. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    >timeless_elegance0302さん
    はじめまして、こんにちは。
    私もHTOKYOに4月9日に「作りたい」という友人を連れて伺いました。ニアミスですね。笑
    山神さんは時間がかかりますが、非常に面白いものが出来上がってきますよ。本人も異常なほど仕上がりにこだわりますし、待つ価値はあるので楽しみにしていてください。

  2. @timeless_elegance0302

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    初めまして、こんにちは。
    此方の貴ブログ記事にて、実際に南シャツをオーダーされた方から貴重な情報を伺い知ることが出来ました。私も先日の4月9日開催のHTokyoさんでのトランクショーに無事に参加する事が出来ました。この場を借りて御礼を申し上げます。ありがとうございました。貴殿がオーダーされたシャツのディテールについて、大変興味深く拝見し、解説を読ませて頂きました。オプションでフロント部分を二重にされたという内容を読んで、成る程と思いました。私も昨年11月に山神シャツをオーダー致しております。此方の完成も楽しみに致しております。
    まずは御礼まで。

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