創業が1890年ということで、イタリアのカミチェリア(シャツ屋)の中では老舗。
最古のシャツ屋、フランスのシャルベが1838年だからその古さがよくわかるだろう。
Finamoreが1925年、マリオムスカリエッロも系譜としては1800年代だそうだが、
トゥルッツィはミラノ。ナポリではない。
個人的にはミラノのシャツ屋ってあんま知らない。
ググリエルミノッティとかチチェリとかくらいか。
たくさんあるんだろうけど、日本はナポリばっかり推すもんだからね。
さてトゥルッツィである。トゥルッツィ。(響きがすごい好き)
イタリアの良い生地をベースに英国スタイルを表現したブランド、という事を聞いたことがあるが、
確かに生地は良い。

この発色。
リネンはそもそも青がよく乗ると思っている。

つくりとしてはハンドとマシン。
8ステッチ。オリアンと同じセミ高級レベルである。

鳥足。

そしてトゥルッツィの得意技、ワンポイントロゴ。

胸にもトゥルッツィの得意技ワンポイントロゴ。

襟の開きもやりすぎないホリゾンタルでグッド。
いいぜトゥルッツィ。
価格は生地にしては安い。2万代でこれは良いと思う。
さすがトゥルッツィである。万歳トゥルッツィ。トゥルッツィー。(言いたいだけ)