業界では「トーシャツ」とも呼ぶ、台東区創業の東京シャツ。
ブランド「Brick House」は東京シャツの代表ブランドである。
ここの特徴は
「サイズが豊富であること」と「安い」こと、
「手入れがラク」だということ。
しわが付かない化繊混紡の形態安定加工ものが多い。
綿100%のものもある。
(今やもっと上の素材があるわけだが)
それらが3000円を切る値段から販売されている。
また個人的にうれしいのが、サイズ展開。
サイズが豊富というとozieとかがパッと浮かぶが、
残念ながらあのブランドには私のサイズが無いため、購入したことが無い。
UNIQLOはあることはあるのだが、柄・色の選択肢が少なすぎる。
しかも2013年現在、在庫が無かったりページが無かったりする。
(縫製はUNIQLOの方が上だと思う)
あとは本当に豊富なのはシャツ業界のもう片方の大手、フレックスジャパン(軽井沢シャツ)だろう。
WEB店舗ではすさまじいサイズをカバーしている。
ただ、値段が5000円近くなってくるのと、スリムフィットが少ない。
というかこの前探したらだいたい胸囲でかかった。
なので細くて腕が長い人で、
安いシャツをお求めの方はこちらをおすすめする。
もうちょっとお金出していいならital styleかな。

クレリック。

スリムフィットのS-84。
顔はボタンダウンでふつうである。

いらないのだが、光沢のあるテープが前立てについている。
ボタンをはずした時のチラリズム狙いだろう。
これまたいらないが、ダイヤ状の模様が襟とカフについている。

アジャスタブルボタンで、真ん中がコンバーチブル用の穴。
コンバーチブルはこの価格では意外だった。やるなトーシャツ。

ボタンはそっけないナイロン。

身頃はこの価格なら仕方ない、ロックミシンである。
この辺り、UNIQLOは巻き伏せだったりする。
生地は硬く、肌にストレスを感じる。
しかし、3000円位でS-84というサイズマイノリティをカバーしているのだからいいじゃないかと思う。
着こなしには3つの大前提があり、
そのうちの一つは「自らの体型を理解し、合う服を着ていること」である。
それを既成服でカバーするのは、中々大変なのである。