いつだったか「HITMAN」とかいう映画?ゲーム?を見かけた時に思った。
なぜ最近の殺し屋は、スーツにシャツにネクタイという恰好なのだろう。
殺し屋と言えば、忍び寄って殺すのが仕事になってくるはずだ。
万が一、気づかれてその時にもみ合ってしまった場合、
ネクタイなんて不利にしかならないだろう。
それに、シャツなんて人を殺すときに本当に適していない。
第一に、シャツは淡い色が多い。
血でも付いたらどうするんだ。
例えば、手塚治虫の漫画「奇子」の主人公にしてGHQのスパイ仁朗。
彼が殺人を犯した際、結局最後はバレることになる。
この容疑をかけられるきっかけとなったのは、
殺人の際にシャツについた血を、自宅で洗っていた現場を目撃されたことによる。
アホかと。
謀殺のくせになんでシャツ着てくるんだよ。
第二に、シャツはうるさい。
織生地であるため、衣擦れの音がどうしても出る。
HITMANの広告を見ていたら、背後から対象者に忍び寄りロープで絞殺するシーンがあった。
両手でロープを持ち上げる動作を至近距離で行えば、ゴソゴソ鳴るではないか。
もっと音もなくやるべきだろう。
というわけで殺し屋の方々にはぜひヘリンボーンのシャツ、
それもカーキ色とかにしてほしい。
軍服のカーキ色は、血がついた時に黒色に染まり、
ショッキングな赤で混乱を引き起こさない為と言われるし。印象操作。
もし白シャツを着て仕事している現役バリバリの殺し屋がいたら
「そんなことないよ」というお返事いただければ幸いです。
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