草食系男子のくくりというか、
いわゆる流行の塩顔男子やらそういう「食べられ系」ジャンルの中に「庭師系男子」みたいなのがいると思っている。
実は自然が好きなのだが、標榜したとたんそっちにカテゴライズされるのが怖い。
「肉の脂ダメそう」とか。
「茶道やったことありそう」とか。
「将来はポートランドでスローで丁寧な暮らしをしたいと思ってそう」とか。
否定できないけど認めたくもないこじらせの身。
実家でサボテンや多肉植物を何回かダメにしたし、
エアプランツにも手を出したし、スカイプランターや壁にかける植物にも手を出した。
しかし、やすやすと管理できるような自然を扱うのは何か違う。
エコとか自然保護とか言って、自然を守れるとか思っているのは人間の思い上がりだし、
もともと人間自体が自然の産物なんだし、こう私はなんていうかガッシリ自然と取っ組み合いをしたいわけ。
やっぱり広大な土地で広大な畑や庭とともにガッツリ泥にまみれた生活がしたい。
空気と雨と泥炭とコーデュロイのにおいを纏い、礼拝堂の奥の暗がりに毎週訪れる生活がしたい。
それはジョイスか。
そんな時に思い出してほしい服がこちら。
フランクリーダー。
結構ガッシガシに着てるんだけど、未だにダメにならないどころか、どんどんいいアジを出していっている。
ヘビーリネンモデルなもんだからデロンデロンでゴワゴワな生地感。
最悪で最高。
キャロルクリスチャンポエルのテープが当たるカンジで最高。
ドイツビールがめっちゃ映える。
モンスーン的なゲリラ豪雨に打たれながらヘビーオンスデニムとこのシャツ一枚で農地をクワ一本で耕したい。
そんで一仕事終えた後にザワークラウトとアンバーなエールで雑に塩で焼いた鳥肉をたいらげたい。
そういう「繊細さが無いのに奥不覚では風情を失っていない」シャツもある。
だから誰か頼むから俺にベッドリネンシャツを買ってきて・・・!
大切にするから・・・!
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