ドイツが誇る新進気鋭全部乗せテックウェアブランド。
去年の購買報告でも書いたんだけど、買ったのは少し前。ちなみに今オフィシャルでセールやってるみたい。
元々知ったのはパンツ作ったりしてる例のモデリストの人がなんか面白そうと呟いてた所を見つけた為。しかも「かっこいいベンチコートじゃん」と思って買おうとしていたのはパラマウントパーカ。しかしセール時にまさかのサイズ切れ(着丈がクソ長い)で、次点で悩んでいたこれになった。
CEOのフリッツが語るには、「エリスはスマートフォンかスイスアーミーナイフのようなものでありたい。ファッションのオールインワンになりたい」とのこと。”Fusionware”、という日常と服を融合させたものとしてコンセプトを設定している。日常のオケージョンのほとんどに対応したいという事だ。まあ、端的に言えば全部乗せだ。
もちろんの如く機能性素材でありながら、エシカルも追及しているとなるとPatagoniaを思い浮かべるんだけど、ややマニアックで独特、且つアルチザンからテックウェアに入ってきた人特有の無彩色が多い。ちなみに勝手にベルリンはアルチザン系ブランド(というかダークファッション)が流行っているイメージを持っている。DIR EN GREYが人気だったこともあるし多分勘は当たっている。割とアルチザン系のセレショで発信力あるところ多いし。
中綿はポリボトルを100%再利用した素材だし、PFC(フッ素化合物)フリー、軽いし、耐水圧5000mm防水なのに洗えて、EUで調達され作られている。公式の説明によればサイボーグになれるみたいです。ロードランナー。
少し大き目のサイズを選んだのでアームホールがやや大きい。ベストなのであまり気になりはしないが。
当たり前だけど、クレッタルムーセンのダウンベストと比べると防寒能力は歴然の差。ただこれでも十分暖かかった。何より軽いし、見た目はスッキリ見える。
それもあって妻も着ていた。一応このブランドはレディース・メンズ分かれてラインがあるんだけど、私が着ても妻が着ても似合う、不思議なテイストの服。
ちなみにこのベストを買ったきっかけは、まさにあがりのバッグの旅の行きつく先の結論の一つがこれだと思っていたから。金洋服店の服部さんの本に出てくるのだが、モノを持ちたくない人のために、ポケットのみのベストのようなものを作る話がある。前々から「モノが入った鞄は体幹から近ければ近い方が輸送時の体力消耗が低い」と考えていたので、それと合わせ結論はデカいポケットのトップスだった。イメージしていたのは機能性素材のアノラックのベストverみたいなイメージで想像していたのだが。まあそりゃリュックみたいに後ろに収納した方が可用性は落ちるけどスマートだよね。
そういうわけで、今の所PCを必要とする仕事で、リュックを持ちたくない(ナイロンのすべり止め付きのストラップは荷重が集中した際ジャケットの肩への負荷が大きい)私としては手ぶらで通勤する唯一の手段である。ただ、15インチPCを想定している為か、少しポケットが大きすぎて内容物が泳ぐのが気がかり。まあでも十分満足できている。
Wats
bengalさま
早速のコメントご返信ありがとうございます。是非、参考にさせていただきます。
bengal
Watsさま
こんばんは。いつもありがとうございます。Sサイズだと思います。タイト目にいくのであればXSですね。ただ着丈が短めなのでそこを考慮した上でご検討ください。
Wats
こんばんは。いつも記事を楽しみに拝見しております。こちらのベストの購入を考えているのですが、サイズ選びのアドバイス等いただけますでしょうか?当方、身長173センチ、やややせ型でシャツのネックサイズ37、ジャケット等は44や46サイズを着用することが多いです。突然のお願い恐縮ですが、返信いただけると嬉しく存じます。