シャツNo.139 土井縫工所のノンアイロンシャツ


ビジネス用のシャツというのは、10,000円を超えたら異常であり趣味の世界である。

そもそも今や5,000円くらいが「良いシャツ」の妥当なラインなのではないかと思っており、その流れは鎌倉シャツによって作られた。

カミチャニスタアントニオラベルダも同様で加えてイタリア的な仕様を持っており、ital styleは特殊な袖長・ボタン位置のディティールなどこだわりが入り7,000円位など、色々と良質なものが揃っている。

パターンオーダー界隈では、鎌倉シャツの12,000円に太刀打ちできそうなディティール等を備えたHITOYOSHIのパターンオーダーなど。

群雄割拠。

そんな中で、ディティールやその生地の素晴らしさ、縫製の丁寧さからずっと私が支持し続けてきたのが土井縫工所

今年6月にページリニューアルを行ったようだ。

2016年の3月くらいはまだ7,128円だったものが、6月にホームページのリニューアルオープンを行い、今や税抜9,000円が底値である。

誠に悲しい。

土井のシャツは色々と持っているが、そんな中チョーヤのアポロコットのような、コットン100%のノンアイロンシャツを一着持っているがとても重宝している。

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アイロンをかける時間が無いとか、出張とか、そういう様々な苦難を解決してくれるのがノンアイロンシャツだが、どうしても化繊混の質感が嫌(謎の毛玉とかね)だった。

そんな中、ディティールやサイズ感、襟の感じなど、とても気に入っていた土井縫工所がコットン100%リンクルフリーのこちらを出したのは嬉しかった。

今も12,000円のカスタムオーダーで展開している。

ガガッと洗濯機で洗って、パンッと一回はたき、ハンギングすればこの通り。

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ずっと使っているので劣化でやや波打ってくるようになったが、それでもアイロンがそんなに要らない。

生地感もそんなに悪くなく、縫製やシルエットは土井縫工所謹製。

夏場にシャツを着て土手で汚れた時、ザッと洗ってバッと干したら帰る頃には綺麗になっており、そのままパリッと着て帰れた時のことを今でも覚えている。

 

しかし値上げは辛い。

しかも9,500円のバイオブリーチデニムシャツを今年の秋に買う予定だったのだが、無くなってしまったようで途方に暮れている。

次なるものを求めて彷徨うしかないな、と思いながらブルックスブラザーズのノンアイロンシャツのパターンオーダーなんかをちらちら見ている。


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2 コメント

  1. ブン様
    ご覧頂きありがとうございます。
    ジャケットのように、既製ベースで袖丈の出し・詰めが出来ることがとても良かったので、残念です。
    あの価格帯ではそういったシャツは存在しなかったので・・・。

    フレックスさんのスキルタですね。
    松屋もセール時の10000円くらいをよく利用していました。フレックスさんだった気がします。
    ただ、POになってくると今後はインダストリー4的なECPOが主流になってくるのかなと感じます。
    まだ一部のものしか試していませんが。

  2. いつも楽しく拝見しております。

    私は昨年初めて土井のシャツを有楽町阪急のパターンオーダーイベントで購入いたしました。

    ロイヤルオックスフォードのリンクルフリーで作りましたが、サイズ感も良く出来上がりに関して大変満足しております。

    その際、担当していただいた土井スタッフの方がおっしゃておりましたが、会社的にはネット販売においても、オーダーをメインで取り扱う方針なので、既製品に関してはあまり注力していないとのお話でした。

    価格高の理由とは関連がないかもしれませんが、既製品のアイテム数が以前に比べ減っている理由はそのあたりもあるのかもしれません。

    また、個人的には現在パターンオーダーはフレックスジャパンの
    「スキルタ」を利用しております。

    松屋銀座のプロパーのパターンオーダーフレックスジャパンのようですが、松屋で15000円程度で作れるシャツが、スキルタですとセール生地等をうまく利用すると半額程度で作れます。
    同じパターンかどうかは不明ですが。

    長文失礼いたしました。

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